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プログラミング以外のリーディングリスト

My Reading List Of Non-Development

まえがき

どんな本を読んできたかということを示したり、人に勧めたりするときに便利なので作成したエントリです。 こちらには、プログラミング以外のものを置いていきます。

プログラミング関連に関してはコチラ

仕事の進め方

タスク管理や職場運営など。

SINGLE TASK 一点集中術

スマホの通知やSNSを通じて雪崩のように情報が流れ込んでくる現代人は、10年前に比べれば恐ろしいほど日常的に気を散らされている。 そうした中で、マルチタスクが礼賛される風潮が加速しているものの、真の意味でマルチタスクが可能な人間など存在しないということを痛烈に批判している。 多くの人がマルチタスクだと思っているものは、タスク・スイッチングに過ぎず、それらが能率を下げる行為でしかないと説く。 最も集中すべきタスクやイシューに集中し、着実な成果を得ながら前進していく方法について、妥当性と実践方法がわかりやすく書かれている。

心理的安全性のつくりかた

心理的安全性と、その実践方法について詳しく書かれている本。著者はZENTechという会社の取締役なので、禅やマインドフルネスといった観念にも触れられている。読んではじめて知ったのだが、禅から宗教的要素を取り除き、医学的有用性のみにフォーカスしたのがマインドフルネスで、逆輸入ともいえるものらしい。宗教は理論から演繹的に導かれるものというよりは、歴史という圧倒量が積み重ねた経験則の集大成というような側面もあると個人的には思っていて、いわば「理由はわからんけど、とにかくこれはいい」というのが後々になって「どうやら既存の科学とも矛盾しないし、みんなやったほうがいいんじゃね」と認知されていくのは面白いなと感じる。

界隈の動向

いわゆるインフルエンサー界隈を含む。

人生逃げ切り戦略

どういうことが書かれているのか気になったので読んでみた。個人的に書いてある内容自体は妥当だと思う。こういうのを読んでも、なぜかリスクヘッジという考えがなく、都合のいい部分だけ受け取ってしまう人はどこにでもいる。単なる無鉄砲とチャレンジャーは違うことが理解できない人は読まないほうがよい。

Web系エンジニアになろう

一部では蛇蝎のごとく嫌われているインフルエンサー界隈だが、個人的には少し毛色が違うように感じる。もちろんポジショントークはあるが、それは発信者なら誰しもあるものなので、どちらかというと一部の極端にリテラシーが低い読み手のせいで、必要以上に嫌われているのだと思われる。嫌っている側の人間も大概というか、むしろポジショントークにあふれている人も多い気はしなくない。YouTube等を見ていても、言及する内容が他のインフルエンサーと比較すれば具体的あるいは実践的なものが多く、どちらかというと視聴者に一定量の努力を促す方針なので有害なコンテンツではない。嫌われる原因になっているリテラシーが低い読者層は、この本でなくてもFXで簡単に儲かる!みたいなのに飛びついちゃうタイプだと思われるので、現象としては「一部のコアな層に受けていたマイナー作品に人気が出て参入者が増えると古参がニワカ叩きをする」という構図に近いように感じる。