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AirPods Proの純正エアーチップで耳がただれる問題の解消

まさかApple製品でこんな事態になるとは思ってなかった

AirPods Proを使った後に耳がただれる

自分はもともと耳が荒れやすく、持病として左耳が慢性の滲出性中耳炎なため、自分だけの固有の問題かとスルーしていたのだが。

購入当初はそうでもなかったのに、あるときからAirPods Proを使った後にかならず耳がただれるということに気付いた。

いろいろと調べているとAppleのサポートコミュニティにも「俺の耳がクレイジーなことになっちまった!」というようなことを書いている外人が多数いる。

どうも純正のシリコン製イヤーチップがヤバいっぽい。

原因の切り分け

自分の中でAirPods Proに嫌疑がかかった段階で、原因の切り分けを行った。

イヤホンをせずにヘッドホンだけで過ごしたり、他のシリコン製イヤーチップのイヤホンや、ウレタン製イヤーチップのイヤホンで症状が出ないことを確認した。

さらに勇猛果敢にもAirPods Proを念押しで装着して、やはり症状が再発することも確認した(体を張っていくスタイル)。

この症状がなかなかにやっかいで、耳孔が荒れ、黄色い汁が丸1日くらい止まらなくなる。3万円も払って買っているのにこれはしんどい。

サードパーティ製のイヤーチップを購入しすべてが解消

原因の切り分けが完了したところで、サードパーティ性のイヤーチップを購入した。

購入したのは熱可塑性であるTPE素材のXELASTECというイヤーチップだ。体温で柔らかくなるので装着しているとフィット感が増すらしい(実際、いい感じ)。

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価格は正直それなりに高くて、ネットでも店舗でもペアで2000円〜3000円というレベル感。この商品が特別高いというよりかは、AirPods Proに適合する形状のイヤーチップは軒並み高い感じ。

とはいえ、耳がただれている手前、どうのこうの言ってられない。Mサイズを購入した。

AirPods Proのサードパーティ製イヤーチップのレビューを見ると「ケースの蓋が閉まらなくなった」というのが散見されるので恐る恐るだったが、私の購入したXELASTECのMサイズは問題なく閉まった(3000円弱も支払ってケース閉まらなかったら本当にブチギレなのでそうならなくて本当によかった)。

ちなみに、もうひとつ迷った商品があって、それが有名なCOMPLYのイヤーチップ。

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バンドでドラムを叩いていた頃なんかはSHUREのイヤモニをしていたので、ウレタン製イヤーチップの素晴らしさはよく知っている。

それなのになぜチョイスしなかったかというと、ウレタン製のイヤーチップは寿命が短いという問題があるのと、イヤーチップを純正と大幅に変えてしまってアクティブリスニングが変に聞こえにくくなったら嫌だと思ったからだ。このあたりは実際に購入して試しているわけではないので未知数だが、3000円払ってリスクテイクしたくない思いが勝ってしまった。

まとめ

とりあえず、XELASTECを購入してすべてが解決した。

耳のただれがなくなったことはもちろん、ノイズキャンセリングやアクティブリスニングなども交換前から全く違和感なく使用できている。

まさか天下のApple製品でこんな悲しい出来事になるとは思っていなかったのだが、何事にも絶対はないことを思い知らされた。

個人的に他にApple関連で困っているのは、AirDropかな。機能自体はドチャクソ便利なんだけど、妻に写真とか動画送るのが最近やけに高確率で失敗するのでフラストレーションがたまりがち(iPhone XR→iPhone 8)。

やっぱり機種はそろえたほうがいいのかしら(MacとiPhone間だと失敗したことは今のところない)。