tsundle(Kindleの積ん読)
言い得て妙
積んdleリストを作る
私はもっぱらKindleで本を読むので、積ん読ならぬ積んdleということで。
ちゃんと元の「積んでおく」のもじり要素を失わず「積んでおる」にかけることができ、非常に言い得て妙な表現として気に入っている。
実は積ん読という概念は英語だとなかなか短い表現でパッと言い表すことができないようで、Tsundokuとして英語圏に輸入されているらしい。
ちなみに英語にはbibliomaniaという似た意味の単語があるが、これはどちらかというと「読みたいと思って買ってるけどなかなか手が付かなくて自然発生的に蔵書の山ができてしまう」という積ん読のニュアンスではなく、本そのものを明確な意思をもって集めるコレクター的な人を指す言葉らしい。蔵書癖だとか訳語が充てられていて、必ずしも読書家を指す単語ではないようだ。
さて、なにはともあれ、読みかけで放置してしまっている本などもいくつかあり、注意散漫になってきたので、積んdleリストを作って可視化しようと思い立った。
なんとなく分かっていたことではあるが、読み終わらないうちに別の本に手を出すのはよくない。いろいろ手を出しているうちに読みかけの内容を忘れてせっかく読んだとしても本の効用が薄れてしまう。
なにごとも短期集中こそが成功の要である。最初からコツコツやってよかった試しなどほとんどない。
コツコツが奏功するのは、スタートダッシュを切って継続の下地が盤石に固まったケースに限る。地盤も固まらないうちからチマチマやっても成果など上がるわけがないのだ。
もちろんスタートダッシュのみで完成すればそれに越したことはないが、スタートダッシュだけでは完成しないものごとをやり遂げるときに、最初の勢いを持続させるのはさすがにむずかしいから、その代替案としてコツコツやるだけなのである。主客を転倒させてはならない。
my tsundle
ということで満を持しての積んdleリストをば。
こうしてみると想像以上につまみ食いで読みかけばかりなのがわかる。可視化は大事だ。
my yondle
もう読んどるということで読んdleリストも作る。
Twitterでもツリーを作っているが、一定期間が立つとOGPが消滅するようで、リンクを踏まないとタイトルが読めないのが困っていたので、手間にならないうちに転記。
このリストは2021年に入ってから読んだものに絞ってある。
タイトル | 冊数 | レビュー |
---|---|---|
Pro Git | 33 | ★★★★★ |
おうちで学べるデータベースのきほん | 32 | ★★★★★ |
ライフピボット | 31 | ★★★★☆ |
数学ガールの秘密ノート 確率の冒険 | 30 | ★★★★★ |
数学ガールの秘密ノート 場合の数 | 29 | ★★★★★ |
頭のよくなる文章術 | 28 | ★☆☆☆☆ |
イラストでわかるDockerとKubernetes | 27 | ★★★★★ |
プログラマの数学 | 26 | ★★★★★ |
結局、人生はアウトプットで決まる | 25 | ★★★★☆ |
入門 監視 | 24 | ★★★★☆ |
インフラエンジニアの教科書 | 23 | ★★★☆☆ |
ITインフラ監視[実践]入門 | 22 | ★☆☆☆☆ |
すごいHaskellたのしく学ぼう! | 21 | ★★★★★ |
若者はなぜ3年で辞めるのか? | 20 | ★★★★☆ |
詳説 正規表現 | 19 | ★★★★★ |
在宅HACKS! | 18 | ★★☆☆☆ |
UNIXという考え方 | 17 | ★★★★☆ |
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 | 16 | ★★☆☆☆ |
栢木先生の基本情報技術者教室 | 15 | ★★★☆☆ |
仕事ごっこ | 14 | ★★★★☆ |
ズルい処世術で困難を突破する | 13 | ★★★☆☆ |
クラウド時代のネットワーク入門 | 12 | ★★★☆☆ |
リモートワークの達人 | 11 | ★★★★☆ |
科学的な適職 | 10 | ★★★☆☆ |
コンサル一年目が学ぶこと | 9 | ★★★★☆ |
世界で一番やさしい資料作りの教科書 | 8 | ★★★★☆ |
世界で一番やさしい会議の教科書 | 7 | ★★★★☆ |
地頭力を鍛える | 6 | ★★★☆☆ |
実践Vim | 5 | ★★★★★ |
娘のトリセツ | 4 | ★★★☆☆ |
速習 Azure Administrator | 3 | ★★★☆☆ |
心理的安全性のつくりかた | 2 | ★★★★☆ |
やりぬく人の9つの習慣 | 1 | ★★★☆☆ |