Azure

未経験転職から2ヶ月たたずにAZ-400まで合格した

なるほど天才じゃねーの

またしても才能を見せつけてしまう

いやー、AZ-104合格から約10日。AZ-400まで合格してしまった。どうしよう、敗北が知りたい。

インフラ完全未経験からの転職だが、未経験を微塵も感じさせない私の躍進劇に国民諸君は感動の涙を禁じえないことだろう。 入社前にAZ-900に合格し、配属後1ヶ月でAZ-104、そして今回のAZ-400である。

しかも、このAZ-104から10日というのがポイントだ。 Azure上級資格とはいえど経験者ならAZ-400はまあ取れるだろう。 が、ここで未経験かつ短いインターバルで取得したことで付加価値が付く。

時間が経ってまわりもビシバシ取得するようになっても相対的ポジションを維持しやすい。
スピードは価値だ。

AZ-400とは

前回説明したが、AZ-400までに合格した試験を簡単に振り返ろう。

Microsoft公式の説明に則れば、AZ-900で入社前から一般的なテクノロジの概念に精通し、AZ-104では6ヶ月の実務経験が必要なところをたったの1ヶ月でAzure のコア サービス、Azure ワークロード、セキュリティ、およびガバナンスについて十分に理解したのであった。

さて、肝心のAZ-400だが公式の説明はこうだ。

この試験の受験者は、ビジネスの価値を継続的に提供するために、人、プロセス、およびテクノロジと連携する主題の専門知識を持っている必要があります。

このロールの責任には、コラボレーション、コード、インフラストラクチャ、ソース管理、セキュリティ、コンプライアンス、継続的インテグレーション、テスト、配信、モニタリング、フィードバックの戦略の設計と実装が含まれます。

この試験の受験者は、Azure の管理と開発の両方に精通している必要があり、これらの分野の少なくとも 1 つに精通している必要があります。

ちょっとこれ公式の翻訳がめちゃくちゃで最後の文がバグっているが、英語だとこうだ。

A candidate for this certification must be familiar with both Azure administration and development and must be expert in at least one of these areas.

これはAZ-400の受験者は、AZ-104あるいはAZ-204を合格していないといけないという制約から来ている文だ。be familiar withbe expert inが同じ精通で訳されているために起きたバグだろう。

ともかく要約すると、Azure の管理と開発の両方に精通した専門知識を持っているExpertだということだな。はい天才。

有言実行

10日前の私はこうブログに書いた。

サッサと上級のAZ-400も合格して気付けば圧倒的な高みに到達する予定なのでそこはよろしく。」

ハアーーーーーー、有言実行。

たまたま合格できてから「自分は天才だ」とか言うのは簡単だが、私の場合はちゃんと宣言して実現する。しかも期待を上回るペースで。

上級とはいえど

上級とはいえAZ-400程度で天才というのも足りない感じがする。 合格できたのは嬉しいが、やり切った感があるかと言われるとない。まだ取れる気がする。満足できていない。

次の資格もバンバン取りたいが会社で報奨金が出るか出ないかは上長からの取得アサインが出るかに左右されるので、アサインしてもらえるよう最大限努力するのが次のステージだ。

Exam Replayは1試験25,000円もするのでなかなかに高い。自腹でもクラウド隆盛のいまは十分に元が取れる資格であるとは思うが、業務上のアサインがあればアサインを達成したという実績も併せてゲットできるので狙っていきたい。

というか、報奨金よりもその実績のほうが何倍も大事だ。試験のバウチャーは金を払えば買えるが、「こいつはアサインしたことを確実にこなしてくる」という信用は長期の行動の積み重ねでしか得ることができない

モチベーションの源泉

とにかく今はそうした「信用貯金」とでもいうべきものを大事にしていきたいと思っている。

そもそも私の都合で、私が好きなことを仕事にしたいという理由で、妻に全面的な協力をもらって転職したのだ。今回の資格取得だって試験日は本来私の担当であるはずの娘の寝かしつけを文句一つ言わず「今は勉強に集中していいよ!」と代わってもらったりしている。

これで頑張り切れないようなら、もう何をやってもダメだ。 私は「ルールはルールだから無条件に守る」的な考えは非常に嫌いなのだが、それでも自分で決めたことすら頑張れない腐りきった人間にはさすがになりたくない。

どこまで自分に嘘をつかずに頑張れるか、それがいちばん難しい。