週報(05/03-05/09)
関数型言語への招待
関数型言語の学習とRustとのつながり
Rustで競プロ典型90問の★4まですべて解いた。手続き的な書き方ではおおむね書けるようになってきたので、いよいよRustらしい書き方をしようと感じてきた。
それとは別に関数型JavaScriptという本を読んでいるのだけど、なるほどRustをやっていて なじみ がないと思っていた要素、これらはすべて関数型言語的なパラダイムからくるものであった。
個別に勉強していたものが一気につながった感覚だった。 これまでカリー化、部分適用、ファンクター、モナドなど、ネットで調べてもなにやらとても難しいとされていて煙に巻くものばかりで、的を射た説明がなく困っていた。
おそらく説明者の言語能力が不足しているか本人たちもちゃんと理解していないということかと思うが、本を読んだら「なんだそんなことか」と腹落ちできそうな所まできている。 SEO対策だけ頑張りました系の記事や、よくわかっていない人のポエムに汚染されている昨今、本の価値はますます高まっている。
閑話休題、ともかくいろいろ見ていてわかった。RustはHaskellの影響を色濃く受けている。 Rustは手続き的にも書けるが、関数型のパラダイムを利用してこそ、その価値はより高まるのだろう。
ということで、関数型JavaScriptの本を中断して、そもそものHaskellを学ぶために巷で話題のすごいH本を購入した。これで関数型を「完全に理解した」になる予定。
先週との比較
前回からの変更部分は太字&優先度高い順にソートした表。 終わったものは消す。
what | asis | tobe/comment |
---|---|---|
家族サービス | 天気が悪い日は本気で家事 | 思ったより妻が喜んだ |
Rust | 関数型へのつながりを強く意識 | 関数型らしく書けるようになる |
数学ガール | 確率編を読み始めた | 面白いのでいろいろ読みたい |
社内活動 | Spring Boot学習の営みを開始 | 頂点に君臨する |
典型90問 | 星4まで完了し記事に起こした | 問題追加時に追記&星5もやる |
関数型JavaScript | 半分以上読んだ | Haskell本を先に |
すごいHaskell | 読みはじめた | 関数型完全に理解する |
オライリーRust本 | ほんの少し読んだ | 読む |
競プロレート向上 | 緑( 今週も参加できず) | 水色 |
Raku(Perl) | こたつがめさん配信で興味 | 詳説 正規表現にも絡む |
LINUC | 少しやりたい気分に | 上半期には取得 |
けんちょん本の復習 | グラフのあたり弱い | すべてソラで書ける状態 |
競プロ精選100問 | #14で停滞 | 1日1問くらいは解きたい |
ネットワークの本 | 積読の本が良書だと紹介あり | 読破し内容理解する |
MCP資格 | DP/AIあたりは未取得 | できればコンプリートしたい |
K8s完全ガイド | 必要になり少し読んだ | K8s完全に理解する |
Octave | こたつがめさん配信で興味 | 冷静になると優先度は低い |
しくみがわかるK8s | 中盤で停滞 | K8s完全に理解する |
実践コンテナ入門 | 中盤で停滞 | Docker完全に理解する |
CKA/CKAD | 何もやっていない | 上半期には取得 |
マネジメントの会得 | なにもやっていない | 組織運営で優秀層に入る |
PowerShell完全ガイド | 序盤で停滞 | PS完全に理解する |
アプリ個人制作 | 知識ばかりで成果物がない | できるだけ早く試作を作成する |
ブログ | アクセス数は少ない | 独自ドメインで10,000PV/M |
収入源としてのブログ | SEOアプデから徐々に回復 | 月に10万円の大台を突破 |
TwitterフォロワーUP | 600人ちょい | 1000人突破 |
おわりに
関数型の考えに触れて「あ、これ俺が追い求めていた形なのでは?」となっている。敷居が高いように見えていたがむしろシンプル。
本質的なシンプルさのために、はじめに概念的な理解を必要とするもの、非常にワクワクする。
気付いたが、自分は敷居が高いものを理解している状態そのものを好む傾向にある。有り体に言ってしまえば俺TUEEEが好きということだろう。
そう簡単に追いつけない領域に自分をどんどん追いやるのが大好きなんだと思う。しょぼいものはすぐに追いつかれてしまうし、本当の1位を取るというのは非常に困難でしんどい。
副業のフィールド選びでもそうだけど、非対称性が活きる部分に積極的に身を投じているフシがある。
実際、限られた時間しかない人生で満足を得るためには、自分の実力以上の評価を得る必要があって、それには非対称性を追求するしかない。
抽象化された人生の価値基準は、できるだけ時間を割いてよく考えて、若いうちから確立するのがいい。